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ペットシッターがお散歩中に怖いもの

ようやく夏本番という空になりました。

もうすぐ梅雨明けですね。

しかし、台風も近づいているようで、今年の夏はまだまだ雨とのお付き合いになりそうです。

 

さて、表題の件ですが、ペットシシッターには、お客様の犬のお散歩中に怖い物がいくつかあります。

 

お客様の大切な犬をお預かりしているので、安全面には常に細心の注意を払っています。

犬の性格や年齢、体調も考慮しつつ、リスクあるものを極力避けるようにしなければなりません。

 

お散歩ルートもお客様のご意見もお伺いしたうえで、交通量が多い場所などは避けるようにしたり、人通りが多い場所もなるべく避けるようにしています。

 

そんな中で、特に怖いものが、実は「お子様の襲撃」だったりします。( ;∀;)

 

「かわいい!」と言ってお子様が急に走り寄ってきて、犬に勢いよく触ったり、大きな声で沢山のお子様に取り囲まれたり、犬を抱っこしようとされたり、自分の愛犬を散歩している時、そういう事がたまにあります。

 

自分の犬の場合は、なるべく集まってきてくれた子供たちに触り方を伝えながら触ってもらっていますが、(それでもうちのワンコは緊張した顔して触られてます(;^ω^))

しかし、お客様の犬の場合は、リスク管理の面からもそういうわけにはいきません。

 

お預かりしてお散歩する犬は、さまざまな性格の犬です。急に人に触られるのが嫌だったり、普通の犬でも足やしっぽを触られるのを嫌ったり。

また、急に頭を撫でようとして眼球に手があたったりしたら大変ですし、逆もあって、犬がびっくりして吠えてお子様が怪我をされることも考えられます。

 

ですので、お客様の犬の散歩中は、お子様が「かわいい!」と近寄ってきてもお断りしています。

たまに、大人の方も突然手をだしてきて触られそうになったりしますが、その時もお断りするようにしています。

 

人も子供もどんな触られ方をしても大丈夫という犬でも、何かあってからでは遅いですし、そこは申し訳ないなと思いながらお断りしています。

 

あと、他の犬との接触ももちろん極力避けています。

犬との対面は、犬にとって楽しい時もあるかもしれませんが、吠えたり噛んだり、病気の感染リスクもあったりと、安全面が保証されないからです。

 

 

前方、後方からくる自転車、散歩中の犬以外にも、近づいてくる人もすべてチェックしながらのお散歩、気が休まる事ははいですが、お散歩出来て満足そうなワンコの笑顔を見ると、いつも「今日も安全に楽しくお散歩出来て良かった。」という幸せな気持ちになります。

 

お散歩中はリスクや危険がいっぱいです。

今年、大手企業のペットホテルに預けている犬が、実はお散歩に行ってなかったなんて報道もあったりしましたが、散歩に慣れている人員の確保の難しさや、こういったリスクを避けるためだった可能性もあるかもしれないと想像してしまいます。